小学3年生の演奏に、心を動かされた日【②全国大会B級】

2026年08月21日 09:30

連日の都内入り‥車社会の群馬県人、電車に乗ると緊張してしまう私ですが!笑

ピティナ・ピアノコンペティションのB級、全国大会も聴いてきました✨



B級は小学3・4年生。

今日聴いた演奏の中には、
「えっ……本当に小学3年生なの?」
と思ってしまうような、思わず涙が出そうになるほど心を動かされる演奏もありました。

前日に聴いたA1級から、さらに一段階上がったB級。
もちろん、A2級・A1級までに積み上げてきた基礎が大切なのは言うまでもありません。

でも、それだけではなく、
違う時代の音楽を、それぞれ違う音色で表現すること。
その音色を瞬時に切り替えること。
作曲者や時代背景を理解し、それを音楽にしていくこと。

そこには、とても高い集中力が必要だと感じました。

その集中力も、B級になって突然身につくものではないんですよね。

A2級、A1級。
コンクールへの挑戦。
普段のレッスン。
毎日の練習。
小さい頃から続けてきた基礎練習や、音色にこだわるためのテクニック練習。

一つひとつの積み重ねが、少しずつ今の演奏をつくっているのだと思います。


だからこそ私は、コンクールを
「順位をつけるため」
「賞を取るため」
だけのものにはしたくありません。


コンクールをお勧めすると、
「プロを目指しているわけではないので……」
と言われることがあります。

もちろん、プロを目指す必要なんてありません。
でも、私は、「プロにならないなら、そこまで学ぶ必要はない」とは思っていません。

音楽を学ぶことは、自分の感じたことを表現すること。
人の音楽を聴いて、その気持ちを想像すること。
美しいものを「美しい」と感じる感性を育てること。
そして、知らなかった時代や文化に触れること。
そんな経験の一つひとつが、子どもの心や人生を豊かにしてくれると思っています。


ピティナ・コンペティションが大切にしている「四期の音楽を学ぶ」ということも、まさにその一つ。
バロック、古典、ロマン、近現代。
それぞれの時代の音楽を学び、音色や表現を変える。
作曲者がどんな時代を生き、どんな思いで音楽を生み出したのかを知る。

もちろん、知らなくても生きていけます。
知らなくても、困ることはないかもしれません。
でも、知っていることで、人生が少し豊かになることは、きっとあります。

ピアノを弾くことが、将来の職業になるかどうかだけではなく、音楽を通して、
🌱「感じる力」
🌱「考える力」
🌱「表現する力」
🌱「人の心を想像する力」
を育てていく。
私は、それもピアノを学ぶ大きな意味の一つだと思っています。


今日、全国大会の演奏を聴きながら、
「こんな演奏ができるようになるんだ!」
という技術的な驚きだけではなく、

「こんなふうに音楽を感じられる人になれるんだ」
ということに、とても感動しました。



全国大会を目指すことが全てではありません。
コンクールに出ることが全てでもありません。

でも、子どもたちが持っている可能性を、大人が最初から「ここまで」と決めてしまわないこと。
そして、今しか吸収できないことを、今のうちにたくさん経験させてあげること。

それは、これからの人生を豊かにする大きな財産になるのではないかなと思っています。

昨日のたくさんの素晴らしい演奏から、たくさんのことを学ばせてもらいました。
また次回からのレッスンに、しっかり還元していきたいと思います🎹♡

B級会場は、築地の浜離宮朝日ホール。
数年ぶりに来たけど、変わらず素敵なホールでした💕

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